廃墟日記に書けなかったので
こっちに書いておこう(´Д`)y-~
67年に生まれた僕は80年代に入ると同時に中学生になったわけだが、あの頃、毎日のように中学生が自殺していた記憶がある。
朝、新聞を開くとかならずと言っていいほど、中学一年生が、二年生が、三年生が飛び下りたり飛び込んだり切ったり吊ったりしていなかったか?
何故彼女らは、彼らは死んだんだろう、と考える。
自殺する理由なんて本人以外にはわからないと、今の僕は思うんだが、僕の中にいる寄る辺なく取るに足らないガキである僕が納得していない。未だに。
奴らに殺されたんだ
と直感でモノを言う短絡的なガキの僕。
奴らって誰よ?
子供を喰う奴ら。
子供の上に爆弾を落とす奴。子供の体を買う奴。子供の内臓を買う奴。子供の時間を奪う奴。子供の心を壊す奴。子供を殴る奴。子供の手を払う奴。子供を轢く奴。子供を罵倒する奴。子供に殺させる奴。子供の金を奪う奴。子供に金を奪わせる奴。
悲しいことに僕はもういくあてもなく彷徨う青年ではなくローンとか税金とかゴミの分別に悩む体脂肪率20%ラインを行ったり来たりする中年で、ガキの喚く声を聞き流すこともできるようになってしまった。
だけどガキが喚いていることだけは忘れない。
聞き流してしまうにせよ、ガキが喚き続けていることだけは忘れない。
大人が子供を殺し、犯し、奪い続けている。