五つ目

月末と月初めは新刊がたくさん出るので新刊台の入れ替えを行う。
で、ごそっと本をどけると、必ずと言っていいほど髪の毛が落ちている。
ちゃんとダスキンのハンディモップで奇麗にしてから新刊を並べているのに、次の新刊が出る頃には埃とともに数本の髪の毛が、複数の本の下敷きになっているのだ。
髪の毛は細いから、本と本との間から下まで落ちるのはわかるけど、そのあとどうやって本の下に潜り込んで行くのだろう。