2004-06-29 三十四こ目 百物語 先日、ひどく酔っぱらってしまいいつのまにか寝入ってしまっていた。 酒に溺れた事のある駄目なひとならおわかりだろうが、当然夜中に喉の乾きで目を覚ます事になる。 アルコールで痺れてる脳は覚醒してからも体を動かせるようになるまでにしばらく時間がかかる。 うすらぼんやりとしていると誰かが喋る声がする。 テレビをつけっぱなしで寝ていたかと思いきや喋っていたのは自分だった。 「絶対許さない許さない絶対許さない絶対絶対」 僕が何を許さないつもりなのか誰か教えてください。