id:m4n4さんのところからネタいただきます(´Д`)y-~
http://derangeworld.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/tb/tl.cgi

みんなの大好きな発言小町で、本の値段が10年前に比べて高くなってると言う話題でトピックがたってるみたいなんですが、そんなに高くなってるかなあ。
芥川龍之介の「羅生門・鼻」の新潮文庫の現在の価格は税込み340円。
1985年には消費税なかったから本体価格だと2円ほど値上げしましたかね。
トピック主の人が小学生の頃300円から400円だった文庫は、絶版になってなければ殆どが10円か20円ほどしか値上がりしてないはず。
600円とか800円になってるのは最初からその値段がついてるので値上がりとは言わないと思うんですけどどうなんでしょう。
正確には新刊の価格があがってると言う事なんでしょうね。
じゃあ、そんなに無茶苦茶あがってるのかと言うと、んーと、新刊と新車が何となく似てるので無理矢理比べてみましょう。
当時の日産スカイラインR30の新車価格が113万から192万。
日産のwebによると現在のスカイラインは安くて260万、高いのは380万してるな。
だいたい倍くらい。
どっちもあがってるなあ(;´Д`)y-~
ただ、「羅生門・鼻」は新刊書店で買えるけど、スカイラインR30は日産のディーラーでは買えません。
だから、新刊が高いなら既刊の古典は安いんだからそっちを読めばいいのに不思議とそういう人はいない。
「本が高いからブックオフや図書館で済ます」って言う人はたくさんいるけど「新刊が高いから安い既刊の古典を文庫で読みまくってる。明治期は殆ど読んじゃったから次は大正だ」って言う人を見た事がない。
芥川竜之介夏目漱石は面白いんだけどなあ。泉鏡花とか内田百けんとかも。カフカカミュも薄くて安いくせに物凄く歯応えあるよ。
「そんなんもう読んだよ」っていうおっさんどもならともかく、十年前にはまだ小学生だったような若人なら、値段を気にしなくても本を買えるようになるまではそういうのを読んどけ、と、思う。