四十三こ目

京都市民が祇園祭にいくといろいろと懐かしい顏に会う。
最近は露天の生ビールでもよく冷えているので呑みながら立ち話をし、ぶらぶら歩きながら呑んだくれ、帰りの地下鉄の中で「そういや今日会ったあいつは高校時代に死んだんじゃなかったっけ」などと思い出すのだが、翌日になると誰に会ったのかすら記憶にないので問題はない。