書店員という下層階級その二

例えば中堅チェーンでも本だけを売っている店舗が苦戦をしていて、下手をすると閉店の憂き目にあっている(´Д`)y-~
インショップとしてショッピングモールの中では本だけを売っていてもそいうことはない
ショッピングモール自体に集客力があるので、本屋はそのなかで本だけを担当することが出来る
だが単独の店舗で本だけを売っている店はどこも苦戦している
苦戦どころじゃなく炎上しているところすらある
もはや新刊を確実に手に入れたかったらアマゾンに予約を入れるのが常識になっている
書店という空間で時間を過ごすというのがある意味贅沢になっている
取次も版元も書店を援護するどころか書店以外であっても売れるのであればDTMマガジンをオタクショップに優先的にまわすことを厭わない
かつて俺は書店と書店員をヴェトナムで絶望的な撤退戦を行う米軍に喩えた
今はもうそれどころじゃない
補給も無くただただ戦うことを命じられた南方に置き去りにされた旧日本兵にしか見えない